WAREHOUSE Lot 1001XX(1000XX) 【Late 1940's to 1950】 Copper-colored steel buttonsウエアハウス ジーンズ メンズ
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アイテム説明
第二次世界大戦後に製造されたモデルのなかには、その「規制」がとれたゆえに、自由度の高いアレンジメントが加わった個体が存在します。
小股部分にのみ、銅色ボタンの付くこのジーンズもその希少な個体の一つ。
大戦時には使用が禁止された「銅」を含んだボタンやリベットなどの衣料品の金属部材。
代わりに使用する鉄製部材では、どうしても錆が生じるため、表面にメッキ処理をすることで錆を防ごうとしています。
リベットでは「鉄製銅メッキ」が当時使用されました。
タックボタンでは、デザインが月桂樹の柄のドーナツボタンでも、ロゴ入りのボタンでも、素材は以前から使用されていた鉄製を使用しています。
しかし戦後、支柱部分に銅素材が使用されることからも、ボタンの錆について、それを防ぐ研究を重ねていたと考えられます。
戦時の規制が完全に解かれた1947年から50年代までのモデルには、このタックボタンに特殊な加工を施したとみられるモデルが存在します。
それがこのCopper-colored steel buttons(鉄製銅メッキボタン)です。
戦時中には存在していない支柱の銅や、カバー部分の銅メッキ処理を、規制がとれた戦後にこそ、あえて試みていたと考えられるのではないでしょうか。
デッドストックブルーのレーベルでは、奇跡的に見つかったセットアップの同時代モデルの個体に付くこの銅色ボタンをオリジナルで作成しました。
「銅色ボタン」のセットアップモデルとしてGジャンと合わせて着用できる魅力はもちろんありますが、ジーンズ単体としても、ヴィンテージジーンズとして最も完成度の高い「1947モデル」を踏襲した時代のもので有る為、シルエットもオーセンティックなストレートです。
WAREHOUSE(ウエアハウス)
詳細情報を見る1995年に誕生した、「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」をテーマとするブランド。
“Vintage(ヴィンテージ)”といわれるアメリカの古着を徹底的に研究し、こだわりを持って現在によみがえらせています。
それぞれのアイテムの生産数は少なく、数多くの職人が少しずつ工夫を凝らして作り上げています。
また、“Lee Japan(リー・ジャパン)”とのコラボレーションレーベルや、別レーベルでのブランドも展開しています。
ウエアハウスは1995年の創立以来、ファッションという流行に左右される業界に在りながら、決してそれに流されない、「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」というテーマを追い続けています。
縁あって出遭った一着のヴィンテージの生産された時代の背景を考察し、糸の一本から生地、縫製、そして洗い加工にいたるまで、徹底的に研究。
さらに、生産された当時の無骨さや、匂いなどの風合いを消さないサイズアレンジにも取り組んでいます。
一着のヴィンテージ古着との出遭いがある限り、我々の探究心が尽きることはありません。
ウエアハウスは「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」というテーマを追い続けるブランドです。
ウエアハウスの衣料はデザイナーズブランドではありません。
それは当時のワークウエアやデイリーウエアにデザイナーの名前が残っていないように、誰が作った衣料であるか分からないからこそ、
その衣料がさらに魅力的であると考えるからです。