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ブランド説明

1846年、ユリス・ナルダンによってスイスのル・ロックルで設立。
時計職人だった父のレオナール・フレデリック・ナルダン、マリン・クロノメーターや天文時計製作の専門家だったフレデリック・ウィリアム・デュボア、ルイ・ジャンリシャールへの師事によって、ユリス・ナルダンは創業時すでにハイスペックな時計製作で高い技術を誇っていました。
1860年には早くもアメリカへ製品を輸出し、1862年のロンドン万国博覧会で出品した時計が金賞を受賞するなど、その性能は広く国外にも名声を高めていきます。
1876年、ユリス・ナルダンが53歳の若さで死去すると、彼の息子がポール・ダヴィド・ナルダン後継者となり、ブランドはさらに躍進していきます。
特に船舶用のマリンクロノメーター(海上で揺れる航海時でも、船舶で正確な時刻を知ることができる高性能の時計)の分野では正確さで高い評価を獲得し、ほぼ独占状態になるほどの成功を収めます。
50カ国の海軍に納入された実績を持ち、日本海軍にも多数が納入されています。
また懐中時計の分野でも、超高級時計として非常に高い地位を獲得しています。
しかしそんなユリス・ナルダンも腕時計への移行の遅れ、さらにはクォーツショックにより苦境に陥いることになります。
しかし1983年、ロルフ.W.シュナイダーに経営が引き継がれた後、ルートヴィヒ・エクスリンによるいわゆる「天文三部作」により、高級複雑時計メーカーとして復活を遂げます。
「天文三部作」とは1985年にバーゼル・フェアで発表された「アストロラビウム・ガリレオガリレイ」、1988年に発売された「プラネタリウム・コペルニクス」、1992年に発売された「テリリウム・ヨハネスケプラー」で、古来から関わりの深い天文学と時計、更に現代の天文学と最新の時計技術によって再定義したことで、時計マニアからの絶大な支持を獲得します。
2001年、脱進機にシリコンを初めて用いたタイムピース「フリーク」を発表、ナノ微結晶ダイヤを用いてシリコンをコーティングする技術で「ダイヤモンシル」を製造するなど、他社に先駆けてシリコン素材の活用に力を入れ始めます。
現在も、毎年新作には時計ファンの熱い視線が注がれているブランドです。

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