ブランド説明
1960年代後半、アメリカのワイオミング州ジャクソンという町で、カウボーイの防寒向けウエアーとしてスタート。
主にダウンベスト、ダウンジャケットが主力アイテムで、その他にマウンテンパーカ、ショートジャケットなど存在したアイテムの種類は未確定で、謎の多いブランドでもあります。
一枚裁ちの皮革ヨークは共通して見受けられる仕様で、このブランドのトレードマークになっています。
デザインのすばらしさなどから、当時のアイテムはヴィンテージフリークの間で高値で取引される程の人気です。
80年代には消滅してしまったこのブランドを、2005年、現在は商標権を取得したヴィンテージコレクターとしても有名な“35SUMMERS(35サマーズ)”の寺本欣児氏の手によって見事に復刻され、海外でも高い評価を受けています。
1960年代後半、Rocky Mountain Featherbed(以下RMFB)は、アメリカ・ワイオミング州(俗称カウボーイ・ステイツ)のジャクソンホールで産声を上げる。
ネイティブアメリカンの英知が生み出したレザーケープを参考に、継ぎ目の無い一枚革を使ったウエスタンヨークをアイコンとしたカウボーイ向けのウェアが完成。
それが、羽毛布団(FEATHERBED)のような防寒性、保温性を保証するダウンベストだ。
NOLS(ナショナル・アウトドアー・リーダーシップ・スクール)を卒業した創業者はその経験とサバイバルスキルを生かし、1974年当時最高のハイテク素材であったGORE TEX®素材をいち早く採用。
一枚革ヨーク仕様のマウンテンパーカを完成させた。
さらなる飛躍を遂げるかに思われたが、残念ながら1980年代後半にブランドは消滅してしまう。
同じ頃、一人の日本人がRMFBの収集を始める。
そして20年という歳月を経て研究と試作を重ね、オリジナルをも超えるリプロダクツが完成したのは2005年秋。
現在私たち35サマーズ社は、一枚断ちのレザーヨーク、天然ムートンを使用した襟など、確かな価値を受け継ぎつつ、さらに“現代”というエッセンスを加え、他に類を見ない贅沢な製品を生み出しています。
そして今なお、世代を超えて世界中の人々を魅了し続けています。
袖を通した瞬間、さらなる永遠の価値を身に付ける喜びをより多くの人に伝えるために。