ブランド説明
アメリカ南西部を代表する手織りの伝統工芸品、チマヨ・ブランケットの歴史は、そのままオルテガ家の歴史と重なります。
リオ・グランデ渓谷北部(現在の米国ニューメキシコ州チマヨ)へやってきたスペイン系開拓者集団の1人、ガブリエル・オルテガ氏は息子ミゲル・パブロ氏に、木機(きばた)による手織りの技術と知識を教え込みます。
これが、今日に至るまで途絶えることなく続いている、手織りの伝統工芸品、チマヨ・ブランケットの歴史の始まりでした。
1900年、5代目当主ニカシオ・オルテガ氏は、日用雑貨などと共に手織りの工芸品を売る店を開業。
数年して観光客がふえると、その需要に応えるべく、ニカシオ氏は息子たちに機織を教え、更に親類や近所の人々を職人として雇うようになります。
彼等やその子孫の多くは、現在もオルテガ社の為にブランケットを織り続けています。
オルテガに代表されるチマヨ・ブランケットは、文化的・歴史的な相互作用によって成り立ってきたとも言える民芸品です。
ハンドメイドならではの重厚感のある目の詰まった生地が特徴的で、込んでいくうちに独特の味わいが出てきます。
機械による大量生産品には決して真似の出来ないハイクオリティな織物は、永年に渡りファンを魅了しています。
なかでも、一枚一枚全て手作業で編まれるウール100%の最高級のチマヨベストは、ネイティブアメリカンカジュアルのアイテムの中でも特にコアなファンの多い、憧れのアイテムとなっています。
公式サイト
- Ortega's Weaving(英語)