ブランド説明
1901年、アメリカはマサチューセッツ州で設立された“Brown's BEACH JACKET(ブラウンズ ビーチ ジャケット)”。
強風・雨・雪・寒さといった過酷な条件下で働く、シーマン・ハンター・ランバージャック・ワーカー達に愛用され、その評判は瞬く間に東海岸から全米に広がっていきました。
独自のマテリアルである「ビーチクロス」は、コットン24%・ウール76%の混合生地でできていて、その生地が織り成す不規則な色ムラ、凹凸のついた表情から、通称「ごま塩」と呼ばれています。
暖かく包み込んでくれるセーターのように柔らかい素材は、袖を通すことで実感できる、防寒に優れ、また耐久性が高い生地でもあります。
生地組織の構成は上面が編物仕立て、下面が織物仕立ての2層で、当時としては高額で希少な織り機で作られていました。
60年代の終わりに、生地業界としては当時革新的な技術であった、ポリエステルやナイロンといった化学繊維の勢いに負け、このブランドは終焉を迎えます。
そして、およそ半世紀を経て、「Brown's BEACH JACKET」の完全復刻プロジェクトが始まりました。