ブランド説明
1882年、アリスト・カラムによって、スイス・ジュウ渓谷のル・ロックルにて創業。
当初は小さな時計工房として出発しましたが、1900年代に入ると時計製造に必要な工具類まで設計・製作し、すべての製造工程を自社で賄える体制を築きます。
1908年、社名をゾディアックと改名し、この頃から自社ムーブメントを手掛け始めます。
1924年、薄型ポケットウォッチ、キャリバー1617を発売。
1930年、独自の耐震装置とスイス初となる自動巻き腕時計を発売。
1939年、他社にさきがけてパワーリザーブ付きのスポーツウォッチ「オートグラフィック」を発表。
1953年、ゾディアックの名前を世界中に広めたフラッグシップモデルである「シーウルフ」を発表。
高い防水性を誇る「シーウルフ」は世界的に大ヒットし、半世紀もの間に文字盤やベゼル、ケースデザインを変えながらも幾つかのバリエーションが作られ発売され続けました。
1970年代に入ると、ミステリーダイアルで人気を博した「アストログラフィック」を発表。
その後、クォーツショックなどの影響によりスイス時計界は大きなダメージを受け、1979年には創業者の血を引くカラム家の手から離れ、100年に渡った独立経営の時代を終えます。
1982年にゼニス社に買収され、1998年にはGenender社の傘下へ、そして2002年にはフォッシル・グループになります。
その後、「シードラゴン」、「ブイ・ウルフ」などを発売し、ゾディアックは復活。
また2012年より、本格的に機械式時計を採用し始めていて、過去の名作などをリニューアルして復刻したヘリテージモデルを発売しています。
